自閉症と診断されたJ君の父が語る成長と喜びの物語

J君の幼少期と成長の様子

歩き出すのが早く、元気いっぱいに育っていたJ君。
でも、なかなか言葉が出てこず、少しずつ不安を感じるようになっていました。

そしてある日、病院で「自閉症」と診断されたときは、正直ショックでした。
頭の中が真っ白になり、「これからどう育てていけばいいのか」と正直、最初は戸惑いと不安でいっぱいでした。

それでも時間が経つ中で、この子が生まれてきてくれたことの喜びは何ひとつ変わらないと改めて気づくことができました。
生まれてきてくれてよかった、そう思える気持ちはずっと変わらないものでした。

この出来事が、私の人生に大きな変化とたくさんの喜びをもたらしてくれたことにも気づきました。
自閉症や障害のことを知らなかったからこそ、不安や恐怖を感じてしまっていた――それも、今ではよくわかります。

長年、飲食業をしてきた私が、気づけば障害者施設の生活支援員になっていたのも、J君との出会いがきっかけです。

J君がいたからこそ広がった新しい世界。
これからもJ君と一緒に、たくさんの思い出をつくっていきたいと思います。

J君ありがとう。