【自閉症の息子と高校野球観戦】祖父と甲子園で過ごす夏の思い出

J君の大好きな野球場 おでかけ・趣味

夏の思い出のひとつ。J君が大好きなおじいちゃんと、3人で甲子園に行った日の出来事です。
自閉症のあるJ君がどんなふうに過ごしたのか、親としての想いも交えながら記録しました。

高校野球の季節到来!今年もJ君と観戦へ

夏の高校野球の季節がやってきました。
今年も県大会の開幕が近づき、私たち家族も楽しみにしています。毎年、試合日程が合えば、J君とおじいちゃん、そして私の3人で球場まで観戦に出かけるのが恒例になっています。

J君にとって高校野球は、テレビで観るのとは違う「生の熱気」を感じられる特別なイベントです。チケットを用意している時からワクワクしていて、出発前からテンションが高いのがわかります。

球場到着でテンションMAXのJ君

球場に着くと、J君のテンションは一気に最高潮!
うれしさのあまり、入場ゲートへ向かって猛スピードで歩き出します。初めて来た場所でも「早く入りたい!」という気持ちがあふれて、つい先を急いでしまうのもJ君らしさです。

おじいちゃんのペースを思いやって

高齢のおじいちゃんは当然そのスピードについていけません。
「J君、おじいちゃんをいたわってゆっくり行かないといけないよ。」と声をかけると、ニコッと笑って「なー」と優しい返事。
その時はペースを落としてくれますが……すぐにまたペースアップ(笑)。それでも、おじいちゃんと一緒に球場に来られたことが、J君にとってもうれしいようです。

J君のお気に入りは「アゲアゲホイホイ」

スタンドに座ると、J君はメガホンを手に応援団の動きを観察します。
そして同じように声援を送り、笑顔で楽しく応援。中でもお気に入りは、チャンスの場面で響く「アゲアゲホイホイ」。リズムに合わせてノリノリでメガホンを振るJ君の姿に、私とおじいちゃんも思わず笑顔になります。

メガホンの音、太鼓のリズム、周囲の声援…。多くの刺激がある中でも、J君はしっかり場に溶け込んでいて、その成長を感じました。

目指せ甲子園!全国優勝への願い

今年も応援する高校が勝ち進み、甲子園出場、そして全国優勝を目指してほしい。
J君とともに、選手たちの熱いプレーを応援しながら、この夏も特別な思い出を重ねていきたいと思います。

自閉症のある息子と一緒にこうして夏のイベントを楽しめたことが、私にとっても何よりの喜びでした。

<img decoding=
” width=”696″ height=”924″ class=”aligncenter size-full wp-image-335″ />


この記事を読んだ方におすすめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました