こんにちは。自閉症のJ君(高校1年生)の父です。
障害のある子と外食に行くとき、ふと思うことがあります。「動物園や映画館は割引があるのに、飲食店はどうなんだろう」と。
気になって、我が家が実際に行ったことのある外食チェーンを1軒ずつ調べました。この記事は、その結果をまとめたものです。
結論|外食チェーンに障害者割引は「ほぼない」
先に答えを書きます。調べた7社すべてで、障害者手帳による割引制度はありませんでした。
| チェーン | 障害者割引 | 代わりに使えるもの |
|---|---|---|
| 焼肉きんぐ | ❌ なし | JAF・公式アプリクーポン |
| くら寿司 | ❌ なし | 公式アプリクーポン |
| スシロー | ❌ なし | 公式アプリクーポン |
| はま寿司 | ❌ なし | ポイント4種が使える |
| サイゼリヤ | ❌ なし | そもそも価格が安い |
| マクドナルド | ❌ なし | アプリクーポン・モバイルオーダー |
| すたみな太郎 | ❌ 公式に記載なし | アプリクーポン・シニア割引 |
期待していた方には申し訳ない結果です。でも「調べても出てこない」ことほど、時間を取られるものはありません。だからこそ、この記事を書きました。
なぜ飲食店には割引がないのか
断定はできませんが、調べていて気づいたことがあります。
障害者割引が用意されているのは、施設系にほぼ限られます。動物園、水族館、映画館、公共交通機関。これらは公共性が高かったり、自治体が関わっていたりします。
一方、外食チェーンは民間の完全な自由競争で、そもそも利益率が高くありません。割引を制度として設けている会社が少ないのは、この違いによるものと思われます。
ですので、「聞くのが申し訳ないから聞かなかった」という遠慮は不要です。制度そのものが存在しないだけで、お店側が冷たいわけではありません。
割引の代わりに使えるもの
① 公式アプリのクーポン
これが一番現実的です。ほとんどのチェーンが自社アプリでクーポンを配っており、内容によっては障害者割引より大きい場合もあります。行く前にアプリを入れておくだけで済みます。
② JAF会員割引
焼肉きんぐなど、JAF会員向けの飲食店割引が使えるチェーンがあります。掲載は不定期なので、事前にJAFのサイトで確認してください。
③ ポイントの活用
はま寿司はdポイント・楽天ポイント・Vポイント・CooCaポイントの4種に対応しています。日頃貯めているポイントで支払えば、実質的な割引になります。
④ 交通費のほうを削る
意外と見落とされますが、外食そのものより移動費のほうが割引の余地があります。関西にお住まいなら、特別割引ICカードで運賃が半額になります。
▶ 障害者手帳で特別割引用ICカードを申請|申込方法と使ってみた感想
チェーン別の詳しい結果
焼肉きんぐ
障害者手帳・療育手帳による割引はなく、ミライロIDも対象外です。JAFクーポンと公式アプリの誕生月クーポンが代替になります。
くら寿司
割引制度はありません。カバー付きのお皿は、衛生面が気になるお子さんには安心材料になります。
スシロー
割引制度はありません。我が家の感想としては、3社のなかでマグロが一番おいしかったです。
はま寿司
割引制度はありませんが、使えるポイントの種類が4つと一番多いのが特徴です。
サイゼリヤ
割引制度はありません。ただし元の価格が安いので、割引の必要性そのものが薄いとも言えます。
マクドナルド
割引制度はありません。アプリクーポンとモバイルオーダーが充実しているので、レジで並ばずに済むという別の助かり方があります。
すたみな太郎
公式サイトに障害者割引の記載はありません。アプリクーポン、スタンプ特典、シニア割引(65歳以上)、団体割引が用意されています。
施設なら割引はあります
外食では期待できませんが、おでかけ先の施設なら話は別です。動物園、水族館、映画館では、本人と同伴者が半額や無料になるところが多くあります。
手帳を出す機会が多い方は、ミライロIDを入れておくと財布から出す手間が省けます。
まとめ
- 調べた外食チェーン7社すべてで障害者割引はなし
- 制度がないだけで、遠慮する必要はない
- 代わりに公式アプリのクーポンが一番実用的
- はま寿司はポイントが4種類使える
- 外食より交通費のほうが割引の余地が大きい
- 施設(動物園・水族館・映画館)には割引がある
情報は2026年8月時点で公式サイトを確認したものです。店舗や時期により異なる場合があるため、おでかけ前にご確認ください。

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