福祉転職で失敗した話|29時間労働と経営悪化…2回目の職場で見た現実
こんにちわ。J君の父です。
今回は、前回の記事の続きとして「2回目の転職で経験した現実」をお話しします。
※この記事は「福祉転職シリーズ第2話」です。
第1話はこちら → 50代で2回転職した私の現実
飲食業から福祉へ|初めて感じた“ホワイト環境”
私はもともと飲食業を18年続けてきました。
管理職として働き、休みは月5回(実質4回)。
残業は月30〜60時間。
その分、手当はしっかり付き、手取りは悪くありませんでしたが、かなりハードな環境でした。
そんな私が福祉業界に入って最初に感じたのは、
「なんてホワイトな職場なんや…」
という驚きでした。
- 月9回の休み
- 泊まり明けは必ず休み
- 身体的な負担が圧倒的に軽い
仕事の大変さはありましたが、生活リズムは安定し、「この仕事なら続けられる」と思っていました。
甘かった判断|“福祉はどこも同じ”と思い込んでいた
問題はその後です。
次の転職先を選ぶとき、私はこう思っていました。
「福祉業界はどこもこんな感じだろう」
その結果、求人票やホームページの条件をそのまま信じ、
その1社しか受けずに入職を決めてしまいました。
面接でも深く確認することはありませんでした。
今思えば、完全にリサーチ不足でした。
現実は想像以上|連泊・3連泊・29時間労働
実際に働き始めてすぐに違和感を感じました。
夜勤は15時半から翌朝9時半までの勤務。
一人勤務のため、基本的に現場を離れることはできません。
仮眠時間は「7時間」とされていましたが、
利用者さんが起きれば対応が必要で、実質まともに休めることはありません。
それでも休憩として時間は引かれます。
日勤も同様で、一人体制のため休憩はほぼ取れませんが、1〜2時間は差し引かれます。
そして気がつけば、
連泊、さらに3連泊。
夜勤からそのまま日勤へと続く勤務もありました。
29時間働き続ける日もありました。
身体だけでなく、感覚もおかしくなっていきました。
常に時差ボケのような状態で、何曜日なのかも分からなくなることもありました。

さらに追い打ち|経営悪化と待遇の改悪
そして決定的だったのが、経営の問題です。
入職して間もなく、法人に経営コンサルタントが入ることになりました。
その結果、
- 賞与の大幅減額
- 扶養手当の削減
が通達されました。
正直、「それ面接の時に分かっていたのでは?」と思いました。
しかし、その説明は一切ありませんでした。
退職を伝えたときの反応|やっぱりそうかという空気
退職の意思を伝えたとき、上司はこう言いました。
「やっぱり…きついですよね」
否定も引き止めもなく、どこか納得したような反応でした。
その一言で、この職場の現実を改めて感じました。
同僚たちも、
「そうですよね」
「次のところ、いい所やったら教えてください」
そんな言葉をかけてくれました。
誰かを責めるわけでもなく、ただ静かに共有される「限界」の空気。
働いている人たちは本当にいい人ばかりでした。
それでも続けられない現実がある。
このとき私は、強く思いました。
「環境が人を壊すこともあるんだ」と。
まとめ|転職で一番大事なのは“見えない部分”
この経験から学んだことがあります。
転職は条件だけで判断してはいけない。
勤務実態、経営状況、人員体制。
こうした“見えない部分”こそが重要です。
私はこの経験を経て、再び転職を決意しました。
次回は、4社から内定をもらった中で、なぜ今の職場を選んだのかをお話しします。

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