50代で2回転職した私の現実|福祉業界で迷い続けた1年の記録
自閉症の息子を育てながら、50代で2回転職した父の現実|29時間労働と迷い続けた1年
こんにちは。J君の父です。
この1年で、私は2回転職しました。
正直に言うと、「このままでは壊れる」と思ったからです。
その背景には、いつもJ君の存在がありました。
自閉症の息子を育てながら働く中で、「このままでいいのか」と何度も自分に問い続けた1年でした。
これまでの経歴|飲食18年、福祉8年
私はこれまで、飲食業に18年携わり、長年管理職として働いてきました。
その後、障害福祉の世界に入り、知的障害の入所施設で8年間勤務しました。
大変な仕事ではありましたが、利用者さんとの関わりの中でやりがいを感じ、「この仕事を続けていきたい」と思える職場でした。
転職を考え始めたきっかけ|J君と重なった違和感
そんな中、身体障害の現場へ異動となりました。
そこで感じたのは、はっきりとした「違和感」でした。
うまく言葉にはできませんが、「自分がやりたい支援と違う」という感覚。
その背景には、息子J君の存在が大きかったと思います。
自閉症のJ君を育てながら支援の現場に立つ中で、「自分が本当にやりたい支援とは何か」が少しずつ明確になっていきました。
そして私は、転職を決意しました。

1回目の転職|理想と現実、そして経営の問題
転職先は知的障害のグループホームでした。
仕事内容はまさに「これがやりたかった」と思えるもので、最初は心から転職して良かったと感じていました。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした。
入職してわずか2ヶ月で、「来年度から収入が下がる」と告げられました。
さらに、人手不足の影響で働き方は過酷を極めていきます。
気がつけば29時間働き続けていました。
休憩もまともに取れず、頭がずっとボーッとした状態。
夜勤からそのまま日勤へ。連泊も当たり前。
「このままではまずい」
そう感じるまでに時間はかかりませんでした。

再び転職へ|後悔と学び
正直に言うと、後悔しました。
「もっとよく調べてから転職するべきだった」
「条件だけでなく、現場の実態も確認するべきだった」
焦りもあったと思います。
身体も心も限界に近づき、私は再び転職を決意しました。
2回目の転職活動|4社すべて内定
次の転職活動では、4社を受けました。
ありがたいことに、すべて内定をいただくことができました。
その中には、以前働いていたような知的障害の入所施設もあり、給与や待遇は最も良い条件でした。
ただ、通勤時間が長いという現実的な問題もありました。
就労継続支援A型を選んだ理由|挑戦という選択
最終的に私が選んだのは、就労継続支援A型の事業所(飲食)でした。
これまで18年続けてきた飲食経験を活かせること。
そして、サービス管理責任者を目指せる環境があることが大きな決め手でした。
「もう一度挑戦したい」
その気持ちが、安定よりも挑戦を選ばせました。
さらに、J君がいつか社会に出るとき、どんな環境で働くのか。
父親として、支援の現場を深く理解しておきたいという思いもありました。
今の正直な気持ち|それでも前に進む
現実は甘くありません。
新しく覚えることも多く、毎日が試行錯誤です。
「無謀な挑戦だったかもしれない」
そう思う日もあります。
それでも、ここで頑張ると決めました。
家族の存在、そしてJ君の存在が、自分を支えてくれています。
まとめ|迷いながらでも進むということ
この1年で2回の転職を経験しました。
遠回りだったかもしれません。
でも、飲食18年、福祉8年、そして今回の経験。
すべてが今の自分につながっていると感じています。
迷いながらでも前に進む。
それが、今の自分の答えです。
同じように、子どもを育てながら働き方に悩んでいる方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
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