この夏休みは色々お出かけしたり楽しい事もあったのですが、それをかき消すくらいびっくり衝撃的な出来事もありました。
それは初めての痙攣発作。
痙攣発作が起こったのは、毎年恒例の九州帰省直前、
今年は帰省日数が短いので夜中に出発しようと計画を立てて前日は早めに寝て午前1時頃に出ようとしていました。
J君は九州帰省をとても楽しみにしていて、前日も興奮しなかなか寝付きませんでした。やっと寝たと思ったらもう出発の時間、、「まぁ、車で寝るやろうから」と起こし、出発準備をしていた時。
寝起きでぼーっとしていたと思ったら突然手足が硬直し、ガクガクと震え出しフッと意識を失いました。ぼんやりと意識を取り戻すまで1分くらいの事だったと思いますが、急いで救急車を呼び近くの総合病院に運ばれました。
救急隊が来てからはぼんやりながらも、自分を取り戻していたJ君でしたが、総合病院について診察や血液検査の間も大人しく従っていました。自閉症と知的障害を持つJ君なので、自分の身体の様子を先生に伝えるのは難しく、「今のJ君の様子は普段と変わりないですか?」と私に委ねられました。様子はもうすっかり?普段と変わりないのですが、あの突然の痙攣発作を見た私はかなり動揺していたので身体の内部、例えばどこかまだ痺れていたり違和感があるのではないか、、私の判断が何か見落としていたらどうしようという不安でいっぱいでした。
先生は血液検査の結果と合わせて、目でものを追えているか、グーパーと手足を動かせるかなど色々見てくださり痙攣を起こした状況なども踏まえた上で、現時点では健康上の問題はなく「また同じような発作が出たら、脳波やMRIの検査をして必要なら治療をしたらいい」とのことでした。
しばらく様子見、という事で病院から家に帰ってきてからはJ君は6時間ほど爆睡しました。
すやすやと眠るJ君を見ながら、この何時間かの出来事が現実だったのか?不思議かつショックな気持ちでした。J君が生まれてきて15年の中で1番衝撃的な出来事でした。
帰省はJ君がとても楽しみにしていたし、病院の先生も🆗が出ていたので少し日をずらして帰ってきました。楽しみにしていただけあって、川で遊んだりたくさんの親戚に会ったり、ご馳走を食べたりと満喫しました。
夏休み後半
一度病院に相談に行き脳波だけ撮ってもらいましたが、やはり一度の痙攣発作では何も診断をつけることは出来ない、一生に一度という事もある、と。
なので、寝不足の状況を作らない、規則正しい生活を心がけて様子見をしています。J君はあれ以来も元気に過ごしてくれているので私も徐々に「なるようにしかならん、その時はその時」と、ブログに書けるくらい強く気持ちを持てるようになってきました。
元気でいてくれたらそれでいいんです!