こんにちは。J君の父です。
自閉症のJ君は、言葉がなかなか出てこない一方で、運動能力はとても高く、赤ちゃんの頃から体を動かすのが大好きな子でした。ハイハイのスピードも速く、歩き出すのもとても早く、高いところに上ったり、身体をダイナミックに使った遊びをいつも楽しんでいました。
それゆえに、先日このブログでも綴ったように、3歳の誕生日に骨折を経験するほど…(そのときの記事はこちら → 3歳の誕生日に骨折|活発な自閉症児J君に起きた忘れられないできごと)
屋内遊戯施設で出会った「トランポリン」
そんなJ君が大喜びしたのが、屋内の遊戯施設で出会った「トランポリン」でした。
ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!
身体の感覚を存分に使いながら、「あたー!あたー!」という元気な掛け声とともに、何度も何度も跳ねて遊んでいました。
療育効果も?トランポリンのメリット
調べてみると、トランポリンにはさまざまな効果があることがわかりました:
- バランス感覚・体幹の強化
- 感覚統合のサポート(特に前庭感覚)
- ストレス発散・多動の解消
- 有酸素運動による健康維持
特に、J君のように身体を動かすことで気分が安定するタイプの子にとって、トランポリンはとても相性が良かったようです。
自宅にトランポリンを導入!
「そこまで好きなら…!」ということで、思い切って自宅用に購入することにしました。
選んだのは、耐荷重150kgの頑丈なタイプ。子ども用にしては少し大きめでしたが、安心して飛び跳ねられるサイズ感としっかりした作りが決め手でした。
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毎日、笑顔でジャンプする日々
購入してからというもの、J君は毎日トランポリンに乗って「あたー!あたー!」と飛びまくり。
その姿は本当に嬉しそうで、体力もつき、何より室内でも安全に思いきり身体を動かせることが、親としてもとてもありがたかったです。
使い込むうちに、カバー部分はボロボロに。でもそれだけ、J君にとって大切なおもちゃであり、療育アイテムだったのだと思います。
まとめ:トランポリンは「遊び」であり「療育」であり「運動」
「遊び」の中に自然と「療育」の要素がある。
自閉症児を育てる中で大切にしてきたその考えが、トランポリンというアイテムで形になった気がします。
もし、同じように身体を動かすことが好きなお子さんをお持ちで、室内でもエネルギーを発散できる方法を探しているなら、ぜひ一度トランポリンを検討してみてください。
もしご家庭でも取り入れてみたら、ぜひ感想を教えてくださいね。お子さんの「好き」が見つかるかもしれません。
Q&A:よくある質問
- 何歳くらいから遊べましたか?
- 我が家では3歳ごろから安心して使わせていました。ジャンプの仕方は自然と覚えていきました。
- トランポリンでどれくらいの時間遊んでいますか?
- 1日30分くらいだったと思いま。もっと長い時間飛び跳ねる日もありました。
―― J君の父より
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