【障害児と高校野球】J君が応援する準決勝、無敗のジンクス継続!
こんにちは、J君の父です。
2025年7月23日。猛暑の中、神戸「ほっともっとフィールド」で行われた兵庫県大会の準決勝。
この日は、障害のある息子J君と、私、そしておじいちゃんの3人で球場へ。
J君が応援している高校が7回コールド勝ちを収め、決勝進出を決めました。
まるでJ君の応援が後押ししたかのような快進撃。
私たち家族にとっても、忘れられない1日となりました。
J君の観戦歴と“勝率の高さ”に驚き
J君は2024年から高校野球観戦をスタートし、これまで30試合以上を球場で応援しています。
その中で、応援したチームが敗れたのはわずか1回。
2024年春の選抜決勝戦だけです。
それ以外は、すべて勝利。
家族内では「無敗のJ君」としてちょっとしたジンクスに。
おじいちゃんも毎回観戦を楽しみにしており、J君との時間が大切な日課になりつつあります。
応援スタイルは“自然体”のまま、でも確実に成長中
J君の応援スタイルは、球場の応援団に合わせて体を揺らし、リズムよく拍手。
声を出して楽しむ姿も見られ、回を重ねるごとに表情が豊かになっています。
実は、5回勝と大きくは変わっていません。
でも、それがいい。
「無理なく、自然体でその場を楽しめる」
障害児にとって、公共の場での“変わらない姿”は、家庭の安心と環境づくりの成果でもあると感じます。
初観戦の様子はこちら →
兵庫大会4回戦レポ|J君の観戦デビュー
療育手帳の割引変更にも注意!観戦前に確認を
兵庫県の高校野球大会では、療育手帳やミライロID の提示で入場割引が適用されます。
ただし、2025年春季大会から割引内容が変更されました。
本人・介助者ともに各400円の入場料が必要になっています。
最新情報は、以下の5回戦観戦記でも解説しています。
👉 兵庫大会5回戦レポ|療育手帳割引の変更
暑さ対策は命を守る大事な準備
この日の気温は35℃を超える猛暑。
以下のアイテムを使って暑さ対策を万全にしました:
- 日陰席(屋根付きエリア)を事前に確認し、座席確保
- 冷感タオルと首掛け扇風機
- サーモスの真空断熱ボトルで冷たい飲み物を持参
J君は暑さに弱いため、しっかりした準備が必要不可欠。
本人の安心感にもつながり、落ち着いて観戦することができました。
“あと1勝”で夢の甲子園。家族全員で心をひとつに
決勝戦の相手は、最大のライバル。
勝てばいよいよ夏の甲子園出場が決まります。
家族の期待も緊張も高まり、まるで試合前の選手のよう。
J君の存在を中心に、3人の想いが一つになるのを感じています。
おじいちゃんは「J君の応援は特別やな」と目を細め、私は親バカを隠す気すらありません(笑)
夢の舞台・甲子園でJ君と一緒に応援できたら、それは私たちにとって最高のご褒美です。
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☀️応援の夏は、まだ続く。
試合後、J君は満面の笑みで手を叩き、何度も「なー」とつぶやいていました。
その一言だけで、この夏の観戦の意味がすべて詰まっているように思えました。
障害のある子でも、しっかり準備をすれば球場で思いっきり楽しめる。
この夏、J君と過ごす球場の時間は、私たち家族にとってかけがえのない宝物になっています。
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