2歳を目前にして、幼児教室でも相変わらずのJ君でしたが、地域の幼児スイミングにも通い出しました。
プールが大好きで水を得た魚のごとく潜ったり水と戯れたりしていました。(この幼児スイミングが後にスペシャルオリンピックスとの出会いに繋がります。)
2歳を過ぎ、椅子が好きで倒して背もたれを滑り台みたいに遊んだり壁に寄り掛けて脚2本でバランスを取ったりとにかく椅子の限界を駆使してバランス遊びにハマる様になりました。
主人や実母には私が悩んでいる事をちらほら話す様にはなっていましたが、バランス感覚と身体能力の高さに年齢以上の成長を遂げていたのもあり、2人ともあまり深刻ではありませんでした。
2歳半を過ぎても相変わらず指差しやマネは出来ず、意味のある発語もなく経過観察のJ君でしたが、遊びや興味の幅は広がって来ました。そこで保健師さんが心理の先生を紹介してくれました。
心理の先生のもと週一回1時間ほど遊びを交えて行動を観察しながら見ていこうということになりました。これに通うことになったことで、さすがに主人は危機感を持ち始めていた様です。
心理の先生の初回の見解は「決定的とは言えないけど、自閉的傾向、知的の遅れがある様に思う」との事でした。
私は、ほらやっぱり、これからどうしよう、もう普通じゃないんだ、J君の将来は?など「負全開」でした。
そこから何ヶ月か心理の先生のもとで観察し、3歳を過ぎたのを期に発達検査を受けてみた方がいいとなりました。 続きます